事務所のご案内

神戸港湾空港技術調査事務所がこれまでに手掛けた技術開発の紹介です。管内には、拠点空港(会社管理空港)2空港、地方管理空港2空港、その他の空港2空港、国際戦略港湾2港、国際拠点港湾3港、重要港湾5港、そして地方港湾52港(避難港3港を含む)があります。

主な技術開発

技術開発を行った施設や構造物が示された地図
1.二重円筒ケーソン式防波堤(柴山港)
2.杭の曲げ抵抗を考慮した組杭の設計法(姫路港)
3.T型SCP(サンドコンパクションパイル)工法(神戸港)
4.尼崎閘門(尼崎西宮芦屋港)
5.礫間接触酸化法による海水浄化
6.浮体式防災基地(大阪港)
7.海底トンネル(大阪港・神戸港) / オープンサンドイッチ合成構造方式沈埋函(大阪港)
Vブロック式最終継手(大阪港) / フルサンドイッチ合成構造方式沈埋函(神戸港)
8.根入れ式鋼板セル防波堤(和歌山下津港)
9.親水性防波堤(和歌山下津港)
10.斜底面ケーソン式係船岸(日高港)
11.大波浪透過式スリットケーソン防波堤(模型実験)
12.上部パイラー形式防波堤(日高港)

技術開発各賞の受賞歴一覧表

2019年度
対象賞の名称備考
摩擦増大用アスファルトマットの長期耐久性日本港湾協会技術賞
2018年度
対象賞の名称備考
大阪湾奥部の海水循環技術による
環境改善対策実証実験
~海底窪地における貧酸素水塊解消の促進を目指す~
全建賞 港湾部門
2017年度
対象賞の名称備考
チャート式耐震診断システムの開発及び改良日本港湾協会技術賞
2016年度
対象賞の名称備考
生き物と触れあえ市民に愛される
堺泉北港生物共生型護岸での取り組み
全建賞 港湾部門
2013年度
対象賞の名称備考
大阪湾生き物一斉調査全建賞 研究調査部門
2008年度
対象賞の名称備考
多様な構造形式に対応した
「沿岸構造物のチャート式耐震診断システム」
土木学会 技術開発賞平澤充成、井合進、一井康二
菅野高弘、山本修司
2007年度
対象賞の名称備考
小型の環境整備船に搭載可能な
新たな油回収システムの開発
土木学会 環境賞(グループ)(独)港湾空港技術研究所
(社)日本作業船協会との連名
海洋環境船 Dr.海洋の建造 日本船舶海洋工学会シップオブザイヤー部門賞「特殊船部門」(株)アイ・エイチ・アイ・アムテックとの連名
2006年度
対象賞の名称備考
チャート式耐震診断システムの開発
~海岸堤防の耐震性を早くかつ安く診断~
土木学会関西支部 技術賞特別賞一井康二、井合進、菅野高弘
神戸港湾空港技術調査事務所
(財)沿岸センター
閉鎖性海域の環境再生に対する
市民意識向上への取り組み
日本港湾協会 企画賞大阪湾見守りネットとの連名
2005年度
対象賞の名称備考
大阪港夢洲トンネル新型継手構造の開発全建賞 調査研究部門
2004年度
対象賞の名称備考
沈埋トンネルの新型可とう性継手
『クラウンシール式継手』の開発と実用化
土木学会 技術開発賞
日本初の根入れ式鋼板セル防波堤の建設全建賞 港湾部門
2003年度
対象賞の名称備考
根入れ式鋼鈑セル防波堤の開発と実用化土木学会 技術開発賞宮地陽輔、山崎浩之、豊田英男
北村拓也、 稲垣三喜男
斜底面式ケーソン工法の開発全建賞 調査研究部門
2002年度
対象賞の名称備考
大水深・高波浪海域において経済的な
新型防波堤(上部パイラー式防波堤)の開発
日本港湾協会 技術賞和歌山港湾事務所との連名
2000年度
対象賞の名称備考
大波浪透過式スリットケーソンの開発全建賞 調査研究部門
1999年度
対象賞の名称備考
人工島のライフラインを支える
「神戸港港島トンネル」の建設
土木学会 技術賞土木学会関西支部 技術賞
神戸港湾工事事務所
神戸市との連名
杭の曲げ抵抗を考慮した
経済的な組杭設計法
全建賞 調査研究部門
遊水消波機能を持つ階段護岸の設計・施工全建賞 21世紀の「人と建設技術」賞高松港湾空港工事事務所との連名
1998年度
対象賞の名称備考
自然界と共存した海水浄化機能を付加した港湾施設全建賞 調査・研究部門
1997年度
対象賞の名称備考
沈埋函最終継手工法
「Vブロック工法」の開発と実用化
土木学会 技術開発賞渋山晴夫、中島由貴、中村勇
下石誠、吉井一郎
1995年度
対象賞の名称備考
広島港「宇品浮桟橋」日本港湾協会 技術賞広島港工事事務所との連名