防災・減災

波浪観測情報

港の整備には不可欠な基礎データの収集

防波堤などの港湾構造物を設計する際、基礎データとして必要不可欠なのが現地での波浪に関する情報です。港の整備のための基礎データとして、神戸港、潮岬、柴山港の3地点で波浪観測を実施しています。

観測データは独立行政法人港湾空港技術研究所でナウファス(NOWPHAS:全国港湾海洋波浪情報網)と呼ばれる日本沿岸の波浪の観測解析システムで集中的に処理されるとともに、波浪観測年報として取りまとめられています。蓄積された長期間のデータの統計解析を通じて、港湾・海岸・空港事業の計画・調査・設計・施工をはじめとした沿岸域の開発・利用・防災に幅広く活用されています。

波浪情報をリアルタイムに提供、防災情報としても活用

管内で観測されている柴山港神戸港潮岬の波浪観測情報等は、気象庁による波浪予報に活用され海の安全に貢献するとともに、観測情報をリアルタイムに提供することで海上レクリエーションや高波・高潮などの防災情報としても幅広く活用されています。
波浪観測情報はナウファス(全国港湾海洋波浪情報網)のホームページをご覧下さい。

NOWPHAS
管内波浪観測点図
管内波浪観測点図