環境~大阪湾再生プロジェクト~

生き物一斉調査の様子

美しく親しみやすい豊かな魚庭(なにわ)の海

大阪湾再生の推進

神戸港湾空港技術調査事務所は、関連ネットワークや地域の皆様と連携して大阪湾再生プロジェクトを推進しています。

大阪湾再生プロジェクト

大阪湾の環境再生を図るため、国や地方の行政機関が連携し、「大阪湾再生推進会議」が平成15年7月に設置され、様々なプロジェクトが進められています。神戸港湾空港技術調査事務所は、関係機関と連携し、大阪湾の環境改善に関する調査・実験に取り組んでいます。

大阪湾の環境モニタリング

1大阪湾水質定点自動観測システム
大阪湾水質定点自動観測システムは、大阪湾11地点のモニタリングポストで水質、流向流速、風向風速を1時間毎に同時観測し、インターネットからリアルタイム配信するもので、平成22年度より運用しています。
2大阪湾海洋短波レーダ
海洋レーダを用いた広範囲の海表面の流れ(表層流況)を観測するシステムを平成18年度より運用しています。
3産・学・官・市民連携による環境モニタリング
大阪湾再生に向けた様々な取り組みは、行政による各種施策に加え、学識者や市民団体・NPO等による活動が大きな役割を担っています。
神戸港湾空港技術調査事務所は、市民との連携・協働のもとに継続的に取り組んでいる「大阪湾生き物一斉調査」をはじめ、民間企業等とも協力した「大阪湾水質一斉調査」など、環境モニタリングを実施しています。また、これらの活動を通じて収集したデータを含め、大阪湾の環境情報の蓄積、市民への発信等を行っている「大阪湾環境データベース」の充実に努めています。