南海トラフ巨大地震などに対する設計の取組み
大規模地震及びこれに伴う津波から人命や資産を守るためには、堤防・護岸等の耐震性の確保が必要です。特に港湾区域の岸壁・防波堤、護岸等は施設延長が長く、構造形式も多様であることから、全施設について、精度の高い解析による耐震診断を実施することは、多大な費用と時間を要します。
このため、地震に対する危険性が高く、耐震化が優先的に必要となる施設を「簡単」に、「早く」抽出することを目的した簡易耐震診断手法の開発・改良を行っています。
チャート式耐震診断システムPDF:955KB
神戸港湾空港技術調査事務所では、南海トラフ巨大地震などに対する耐震性・耐津波性の確保のための検討や設計を実施しています。