堺泉北港のプロジェクト
堺2区 基幹的広域防災拠点
 

-大規模地震災害発災時に京阪神地域一帯を支える施設の整備-

 人口と資産が過密かつ広域にわたって集積する京阪神地域では、大規模地震災害発災時の被害が極めて甚大かつ広域に及ぶと想定されています。災害時の応急復旧活動等の、災害対応力の向上を図るため、府県を越えた物資の中継や、広域支援部隊の活動拠点となる広域防災拠点の整備を進めています。

 堺泉北港堺2区において、平成17年度より、近畿圏臨海防災センター、緑地、耐震強化岸壁、及びこれらを結ぶ臨港道路の整備を進め、平成24年4月1日から「基幹的広域防災拠点」として運用を開始しています。


               堺泉北港堺2区基幹的広域防災拠点全景


堺泉北港堺2区基幹的広域防災拠点位置図


堺2区 基幹的広域防災拠点 -緑地・支援施設棟-

-応急復旧活動等の拠点として地域を支える施設-

 京阪神都市圏における大規模地震災害発災時の応急復旧活動等の拠点として、国内外からの救援物資、人員の受け入れ、被災地への輸送といった災害応急活動の核となる機能を発揮する、緑地および港湾広域防災拠点支援施設棟(近畿圏臨海防災センター)の整備を進めています。

 平常時は、海辺に触れられる数少ない緑地の一つとして、地域の憩いの場として利用されています。

 また、毎年11月5日の「津波防災の日」を中心に、発災時に備えた防災訓練も行っております。


       近畿圏臨海防災センター


 基幹的広域防災拠点緑地イメージ図(平常時)


 基幹的広域防災拠点緑地イメージ図(発災時)