中世の兵庫津
江戸時代の兵庫津
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〜兵庫津から神戸港へ〜
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中世の兵庫津
▲遣明船(遣明船をモデルにして描かれた遣唐船)
【所蔵】:真正極楽寺
【所蔵】:(社)神戸港振興協会
「真如堂縁起」
絵に描かれているお坊さんは「慈覚大師円仁さん」と言う方で、 傳教大師最澄さんのお弟子にあたる方です。
中国に留学生として唐に渡りました。その帰りの図が、この場面です。 ただしこの絵は室町時代に描かれたもので、 当時の貿易船「遣明船」をモデルにして描かれました。
▲平清盛が大輪田泊に築いた島が「経ヶ島」です。 工事は困難を極めたため、成功を期して清盛が石に経文を書写して 海にしずめたと言われているためこの名がつきました。
▲遣明船ルート図
▲清盛がこの築島の工事を進捗させるべく、 入らんとする太陽を桧扇で招き返したという伝説があります。 これは清盛の驕りをあらわす行為として広く知られています。
【所蔵】:神戸市立博物館