神戸港は古くは「兵庫の津」と呼ばれ自然の良港であったため昔から国内交通の要衝でした。江戸時代末期に締結された日米修好通商条約に基づく1868年(慶応3年)の開港が近代港湾としての出発点で、明治以降の日本の近代化を支え、1967年(昭和42年)には日本で初めてコンテナ専用船が神戸に入港するなど、我が国の高度成長、国際化の一翼を担い、市民の生活基盤、経済基盤として大きな役割を果たしています。
また、2010年(平成22年)8月には神戸港と大阪港が国際コンテナ戦略港湾に指定され、国際基幹航路の我が国への寄港を維持・拡大することを政策目的としハード・ソフトの施策を集中的に実施しています。
神戸港全景
神戸港全景
慶応 3年 | 兵庫港開港 |
大正12年 | 国の重要港湾となる |
昭和26年 | 神戸港、特定重要港湾に指定 |
昭和42年 | 摩耶埠頭竣工 |
昭和45年 | ポートターミナル、神戸大橋竣工 |
昭和54年 |
須磨ヨットハーバー(南ハーバー)竣工 港湾幹線道路(浜出バイパス東部、新港から摩耶間)開通 |
昭和55年 | 六甲大橋一部開通 |
平成 5年 | 港湾幹線道路(ハーバーハイウェイ)全面開通 |
平成 6年 | 阪神高速道路5号湾岸線(六甲アイランド~関空)開通 |
平成 7年 | 阪神淡路大震災発生 |
平成 8年 | 日本初の大水深高規格コンテナバースPC-14、15供用開始 |
平成11年 | 神戸港港島トンネル開通 |
平成13年 | 東部臨海部なぎさ公園オープン |
平成14年 |
総合静脈物流(リサイクルポート)の第1次指定 ポートアイランド(第2期)コンテナバースPC13供用開始 |
平成15年 | ポートアイランド(第2期)コンテナバースPC18供用開始 |
平成16年 | 阪神港(神戸港、大阪港)としてスーパー中枢港湾に指定 |
平成17年 | 神戸港、指定特定重要港湾に指定 |
平成18年 | 神戸空港開港 神戸~関空ベイ・シャトル就航 |
平成19年 | 大阪湾諸港の一開港化(阪神港) |
平成20年 | 兵庫運河、運河の魅力再発見プロジェクトに認定 |
平成22年 |
コンテナバースPC-18E(耐震強化岸壁)供用開始 阪神港(神戸港、大阪港)として国際コンテナ戦略港湾に選定 |
平成23年 |
コンテナバースPC15~17 耐震化、増深(水深-16m)完了 港湾法の一部改正により国際戦略港湾に指定 |