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鉛直視程
  航空気象観測において,飛行場が霧や雨や雪などの視程障害現象にさえぎられて空港上空の雲が見えず,雲底の高さが観測できない場合は,鉛直視程を観測し通報する。
鉛直視程は,飛行場の観測者と同一鉛直線上にある目標についての視程をいい,建物や操縦士報告等を利用して目視により観測する。鉛直視程は,航空機が下降してきてはじめて地表が視認できる高さの指標となる。


管制
  航空機の衝突事故防止のため,航空機間及び他の障害物との安全間隔を設定するとともに,航空交通の秩序ある流れを維持・促進することを管制という。これは,地上からの指示によって行われ,その種類は大きく分類して,航空路管制と飛行場周辺の管制に区分され,後者には,飛行場管制,進入管制,ターミナル・レーダー管制及び着陸誘導管制がある。

型式証明
  航空機の型式の設計並びに当該型式の航空機の製造過程及び完成後の現状について安全性,騒音及び発動機排出物に関する基準に適合することを国土交通大臣が証明すること(航空法第12条)。耐空証明が各機に対して行われるのに対し,型式証明は同一型式に対し一度行われる。型式証明を受けた型式の航空機について耐空証明検査を行う場合,その設計及び製造過程についての検査の一部を省略することができる(航空法第10条第5項)。

空域悪天情報 (ARMAD)
  国内線の航空機のために国内の4航空交通管制部の担当空域を対象に発表される空域気象情報のことで,雷電,乱気流,着氷,火山の噴煙が予想されるか又は観測されたものが持続すると予想される場合に発表される。東京航空地方気象台及び新千歳,福岡,那覇の各航空測候所がそれぞれの空域を担当している。

空港気象レーダー・空港気象ドップラーレーダー
  空港気象レーダーは,空港を中心とする半径100km以内の空域における降水の強度と分布,降水域の気流の乱れの強さを観測するための装置である。
また,空港気象ドップラーレーダーは,これに加えて,離着陸時に影響を及ぼす大気下層の風の急激な変化(低層ウインドシヤー)を捉えるための装置である。

航空気象観測
  航空機が安全に離着陸できるように飛行場とその周辺における気象現象の推移を常に監視し,最も新しい気象実況を提供するものである。観測項目は,風向風速,視程,RVR,現在天気,雲形,雲量,雲底の高さ,気温,露点温度,気圧がある。観測は,定められた時刻に行う定時観測(METAR)と定時観測の間に気象現象の重要な変化を認めたときに特定の基準に従って行う特別観測(SPECI)がある。

航空機と飛行機
  航空機は,航空法において「人が乗って航空の用に供することができる機器」と定義され,飛行機,回転翼航空機,滑空機及び飛行船がこの範ちゅうに入る。即ち,飛行機は航空機の一種であり,推進装置を有し,固定翼に生ずる揚力によって飛行するものをいう。

航空交通管制区
  航空交通管制区とは,航空交通の安全のために地表又は水面から200m以上で,国土交通大臣が指定する空域をいい,航空交通管制圏以外の飛行場周辺の空域及び航空路に沿った空域等が指定され,ほとんど日本全域が航空交通管制区で覆われている。ここを飛行する航空機に対し,管制を行うなど種々の安全措置が講じられている。

航空交通管制圏
  航空交通管制圏とは,航空交通の安全のために国土交通大臣が指定する飛行場周辺の空域をいい,ここにおいては,離着陸する航空機に対し,主として飛行場管制が行われ,航空機の安全確保が図られている。

航空情報
  航空法第99条の規定により国土交通大臣が航空機乗組員に対し提供する航空機の運航のために必要な情報であり,航空路誌(AIP),航空路誌改訂版(AIP Amendment),航空路誌補足版(AIP Supplement),ノータム(NOTAM),航空情報サーキューラー(AIC)等がある。航空情報の発行は,関係機関からの資料の提出により航空局で行われている。

航空路
  航空路とは,航空機の航行に適する空中の通路として国土交通大臣が指定するものをいう。その幅は原則として18km又は14kmであり,地上の航空保安無線施設等を結んで全国各地に指定されている。
航空路の名称は,英字(A,B,G,R,V,W)及び数字(1〜999)により表わされ,国際航空路については,A,B,G,Rを,国内航空路についてはV,Wを使用している。

高度計規正値
  ある基準高度面からの気圧高度を求めることができるように,航空機の気圧高度計の原点を規正する(合わせる)ための気圧をいう。
高度計規正値には,QNH,QFE及びQNE等がある。わが国ではQNHが通報される。QNHは,滑走路に着陸した航空機の気圧高度計が滑走路の標高を示すように,気圧高度計原点を平均海面上3メートルの高さに合わせるための気圧値である。


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