写真手前が掘り込みヤードです。
奥にある2層目(全体の1/4の高さまで)まで製作したケーソンを、
起重機船にてドック内(水深6m)へ移設します。
ケーソンを吊るための起重機船です。
起重機船は国内最大の能力(4,100トン吊り)を有しています。
ケーソンを安全に吊り上げるため、
ケーソンの天端に48本の吊りワイヤーを装着している様子です。
吊りワイヤーを装着する事によって、横揺れが防止できます。
起重機船のクレーンでケーソンを吊り上げている状況です。
起重機船内の荷重計が 3,900トンになったところで、浮き上がりました。
ケーソンを吊り上げたまま、50m離れた水深6mのドッグへ水平移動している様子です。
ケーソンをドッグ内へ吊り下ろしている状況です。
水中へ沈めると大きな浮力が働くため、
ケーソン内に水を注入しながら(2時間で約1,500m3)
所定の位置に吊り下ろしている状況です。
全作業が完了した状況です。
(据付精度 +-5cm以下、基礎の沈下もなし)