震度7の詳細分布図
神戸港被災状況
神戸港災害復旧工法
施設別の復旧スケジュール
神戸港本格復旧状況
震災復興の1年
尼ロック(尼崎閘門)
耐震強化岸壁
浮かぶ防災基地
浮かぶ防災基地
浮体式防災基地は、地震災害時などの緊急時に
被災地に曳航し、 避難生活及び復旧活動を支援
することを目的として整備されました。
支援活動の範囲は下図に示すように大阪湾及び
紀伊水道の一部を想定しています。
防災基地は浮体の特徴を最大限活かして、緊急時に必要な場所に移動し、 緊急活動を支援するための機能を有しています。
防災基地としての特色は次のようなことがあげられます。
・緊急時の移動に配慮した離脱可能な係留と走行性を高める カットアップされている浮体底面
・1,000D/Wトンの貨物船程度の救援船が係留可能
・中小型ヘリコプターの離発着可能なスペースを確保
・甲板上にテント用のフック金具を有し、 25トン吊りトラッククレーンが走行可能
・救援物資などを保管できる倉庫 (ペットボトル20万本保管可能)を確保
▲浮体防災基地曳航
▲浮体式防災基地
浮体式防災基地は、常時においては此花区に係留し、港内周遊船、 港内アクセス船及び都心アクセス船などに利用されます。 浮体の規模は2,000Gトン程度の旅客船の係留が可能です。 また背後には、大規模テーマパークのユニバーサル・スタジオ・ジャパンがオープンし、 多くの人々が訪れることが期待されています。
さらに、浮体式防災基地は、海の玄関口としても利用されます。
浮体構造
PCハイブリッド
長さ×幅×高さ
80m×40m×4m
乾絃(常時)
1.0m
係留方法(常時)
ドルフィン・ワイヤー併用係留
乾絃(災害時)
1.5m
係留方法(災害時)
アンカー方式
常時係留場所
大阪港此花区
浮体総重量
6,930t