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ドライ・コンテナ
普段、最もよく見かける一般的なコンテナで、
電気製品や自動車部品、 日用品などを運ぶときに使います。
【所蔵】:(社)神戸港振興協会 |
リーファー・コンテナ(冷蔵・冷凍コンテナ)
冷凍・冷蔵設備がついて、コンテナの周囲は断熱材でくるまれています。
コンテナ内部の温度は−20℃から+20℃位の調節ができ、
主に精肉や魚介類、野菜や果物のほか薬品類などを運ぶときに使います。
【所蔵】:(社)神戸港振興協会
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タンク・コンテナ
鋼製フレーム内にタンクを格納したコンテナで、
液体の貨物の輸送に使います。
しょう油・食用油・ワインなどの食品や化学薬品などの比較的高価な液体を運びます。
タンクの下面に加熱装置を備えたものもあります。
また、液化ガスを運ぶものは、特別に丈夫な耐圧タンクになっています。
【所蔵】:(社)神戸港振興協会 |
フィッシュ・コンテナ
活魚の長距離輸送のために開発されたコンテナです。
フレーム内には、魚を生かすためのいろいろな装置が取りつけられています。
海流水槽では、流速を調整できる水流発生装置のほか、
水温自動調整装置、酸素供給装置、バイオ処理による海水浄化装置などが働き、
タイやヒラメ、アジやイワシなど生きたまま大量に運ぶことができます。
【所蔵】:(社)神戸港振興協会
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コンテナの色とデザイン
コンテナは、赤や黄色、青や緑などとてもカラフルな色に塗られています。
また、側面には、NYKとかAPLといったアルファベット文字や漢字で
コンテナを所有する船会社やリース会社の名前が書かれています。
コンテナには、他にも所有者を識別するためのコンテナナンバーが書かれています。
このように、コンテナは何回も繰り返し使用するので所有者のPRと他のコンテナとの
識別を兼ねて目立つ色やデザインが描かれています。 |
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