管内で活躍する船舶と海の環境を守る技術を紹介します。
海はゴミや油によって汚されています。たとえ海に直接ゴミを捨てなくても、誰かが捨てたゴミが風や雨で川に運ばれ、やがては大量のゴミとなって海に流れていくのです。こうしたゴミは船舶の推進器に巻付いたり、吸水口に詰まって事故を引き起こすこともあります。
ゴミは美しい海を汚し、海上交通の安全に悪影響を及ぼすだけでなく、海の生物の生命を脅かすことになります。
海洋環境整備船は海のゴミや油を回収し、海洋環境を改善するために活躍しています。
現在近畿では、図のように大阪湾・播磨灘・紀伊水道の海域で、「Dr.海洋」
「海和歌丸」「クリーンはりま」が活躍しています。
船の名前をクリックすると詳細データを見ることができます。
海に漂うゴミや油の回収にも様々な技術やシステムが活用されています。
浮遊堰式油回収機の開発