船舶・施工技術

  • 海洋環境整備船の建造

  • 港湾業務艇の建造
  • 船舶修理
  • 管内で活躍する船舶と海の環境を守る技術を紹介します。

    海洋環境整備船

    海洋環境整備事業の担務区域説明図
    海洋環境整備事業の担務区域

    海はゴミや油によって汚されています。たとえ海に直接ゴミを捨てなくても、誰かが捨てたゴミが風や雨で川に運ばれ、やがては大量のゴミとなって海に流れていくのです。こうしたゴミは船舶の推進器に巻付いたり、吸水口に詰まって事故を引き起こすこともあります。

    ゴミは美しい海を汚し、海上交通の安全に悪影響を及ぼすだけでなく、海の生物の生命を脅かすことになります。

    海洋環境整備船は海のゴミや油を回収し、海洋環境を改善するために活躍しています。

    現在近畿では、図のように大阪湾・播磨灘・紀伊水道の海域で、「Dr.海洋」
    「海和歌丸」「クリーンはりま」が活躍しています。

    船の名前をクリックすると詳細データを見ることができます。

    航行中のDr.海洋の写真
    海面清掃兼油回収船「Dr.海洋」
    海面に浮遊するゴミを回収するほか、
    油流出事故による油も回収できます。
    (油回収は大阪湾・播磨灘、ゴミ回収は大阪湾で活躍)
    航行中の海和歌丸の写真
    海面清掃兼油回収船「海和歌丸」
    「Dr.海洋」同様、ゴミ回収と油回収を行っています。
    (油回収・ゴミ回収とも主に紀伊水道で活躍)
    航行中のクリーンはりまの写真
    海面清掃兼油回収船「クリーンはりま」
    「Dr.海洋」同様、ゴミ回収と油回収を行っています。
    (主に播磨灘の油回収・ゴミ回収に活躍)

    ゴミや油の回収

    海に漂うゴミや油の回収にも様々な技術やシステムが活用されています。

    海面に浮遊するゴミの写真
    潮目に集まった浮遊ゴミ
    浮遊ゴミの回収作業写真
    コンテナに入りきらない回収ゴミ
    コンテナによるゴミの回収イメージ動画
    大きいサイズで動画を見る
    クレーンによるゴミの回収イメージ動画
    大きいサイズで動画を見る
    浮遊堰式油回収機の開発