平成26年8月8日(金)から13日(水)まで、独立行政法人航海訓練所の練習帆船「日本丸」(2,570トン、全長110m、メインマスト43.5m)が、昨年につづき2度目の舞鶴港寄港をし、「海フェスタ京都」関連イベントとして市民に一般公開されました。
8月3日に閉会式を終えた「海フェスタ京都」ではありますが、その後も関連イベントが開催されており、日本丸の勇壮な姿は京都北部地域で行われたこのイベントの終盤に花を添えてくれました。
寄港歓迎式典では、舞鶴市長から日本丸船長への記念品として、舞鶴発祥の伝統野菜・満願寺甘とうが贈られ、「乗組員と練習生の皆さんには是非、舞鶴の海の幸や山の幸、赤レンガなどの美しい景色を堪能していって欲しい。」とのコメントがありました。また、船長からも返礼の品として、額装された日本丸の写真が贈られ、「物流の拠点港である舞鶴港への寄港は、練習生にとっても貴重な経験。また、一般公開を通じて乗組員・実習生と地元の方々との交流を深めたい。」とのコメントがありました。
今回の航海は、今年4月に東京海洋大学に入学したばかりの1回生109名の実習生と、職員・乗組員52名の計161名による練習航海だそうです。実習生は今回が初めての乗船実習ですが、きびきびした動きと、凜々しく緊張感のある面持ちから、日々の訓練の成果を見て取ることができました。将来立派に船舶職員となったあかつきには、再び乗組員として舞鶴港に訪れて、日本海側拠点港の舞鶴港を盛り上げていって欲しいと思います。