「もし、舞鶴で大きな地震が発生したら?」
「阪神・淡路大震災」から19年を迎える平成26年1月17日に海上保安庁、自衛隊、舞鶴警察署、舞鶴市消防本部、舞鶴市、京都府など11の行政機関が参加し、災害時における災害派遣等の運用の検証と関係機関の連携強化を図るため、舞鶴港第3ふ頭を中心に訓練を実施しました。
訓練内容は、京都府北部を震源とする地震が発生、舞鶴市内では震度6強を観測し、市内のいたるところで道路・家屋の損壊が発生という想定をもとに、陸上交通遮断時におけるの救助・支援体制の確立等を図るため、大量輸送が可能な海上交通を活用した、船艇・艦艇の接岸訓練、物資輸送訓練、避難住民輸送訓練等です。
当事務所は、京都府港湾事務所と連携し、港湾業務艇「ゆうづる」による港内の港湾施設点検及び第3ふ頭周辺と航路の安全確認を実施しました。
当日は雪まじりの天気でしたが、関係機関が一堂に会し連携強化が図れたことは、舞鶴港が災害発生時における防災拠点としての役割を果たすうえでも、大変有意義であったと思います。