平成25年9月1日(日)、平成25年度京都府総合防災訓練が宮津運動公園を主会場に丹後地域で実施されました。
会場には災害対応車両や防災用品の展示、また炊き出しなどの体験型展示でも多くの団体が参加し、会場を訪れた近隣小学校の児童や住民達に災害への備えを訴えました。
午前10時、数日前から降り続く雨でぬかるんだグラウンドには、陸上自衛隊や宮津与謝消防組合などによる倒壊ビルからの救出・救助訓練が行われ、その緊迫した訓練模様を、 見学していた住民達は固唾を飲んで見守っていました。
私たち舞鶴港湾事務所は、広域活動防災拠点である舞鶴港から当所所有の港湾業務艇 「ゆうづる」を用いた海路の活用による救援物資等の運搬訓練を行いました。
今回の訓練は、直下型地震と原子力災害の発生という想定のもと、当事務所や自衛隊、京都府警察本部等の各防災関係機関の連携強化を図るとともに、福祉避難所開設等の住民参加型訓練ではありましたが、降雨のため10時半に打ち切りとなりました。
訓練実施の目的は、防災関係機関の災害対応能力の向上はもちろんですが、府民の防災意識を高めることで、発災時の被害を少しでも抑えることです。
「いつ起こるかわからない」ということは、「今日起こるかもしれない」ということ。 皆さんは災害への準備、出来ていますか?