
マイワシ・タカクチイワシ
大阪湾で漁獲されるマイワシは、
四国の土佐湾沖を中心とした産卵場で発生し、群れをなして大阪湾に回遊します。
魚体の大きさにより、大羽、中羽、小羽と区別され、
3cm以下の稚魚はシラスと呼ばれています。 |

マダコ
タコは頭と思われるところが胴で銅と足との間に頭がついています。
マダコは、全長60cm前後に成長する中型のタコで、
岩礁の割れ目や穴などにひそむようにして生活し、夜にはい出してきて、
エビ、カニ、貝、魚などを食べます。 |

クロダイ
関西ではチヌとも呼ばれ、沿岸の浅海域から河口の汽水域に生息しています。
この魚は成長過程で性転換し、生後2年までは、精巣が発達しており全てがオスですが、
それ以後は雄雌両性となります。さらに生後3年前後(体長30cm)になると、
精巣か卵巣かのどちらかが退化し、オスかメスに分かれます。 |

ヨシエビ
「シラサエビ」とも呼ばれ、
クルマエビや小型のサルエビとともに大阪湾の代表的なエビです。
稚エビ期は河口域で生活し成長にともない沖合いに移動、約1年で親になり、
7〜9月に産卵します。夏から初冬にかけて、主に底びき網(石げた網)で漁獲され、
天ぷら・塩焼などにして食されます。 |