日本の港湾は国際戦略港湾、国際拠点港湾、重要港湾、地方港湾に分かれます。
国際戦略港湾とは、長距離の国際海上コンテナ運送に係る国際海上貨物輸送網の拠点となり、かつ、当該国際海上貨物輸送網と国内海上貨物輸送網とを結節する機能が高い港湾であつて、その国際競争力の強化を重点的に図ることが必要な港湾です。(全国に5港)
国際拠点港湾とは、国際戦略港湾以外の港湾であって、国際海上貨物輸送網の拠点となる港湾です。
(全国に18港)
重要港湾とは、国際戦略港湾及び国際拠点港湾以外の港湾であって、海上輸送網の拠点となる港湾その他の国の利害に重大な関係を有する港湾です。 (全国に103港)
地方港湾とは、国際戦略港湾、国際拠点港湾及び重要港湾以外の港湾です。 (全国に810港)
また地方港湾のうち、暴風雨に際し小型船舶が避難のために停泊することを主たる目的とし、通常貨物の積み卸しや旅客の乗降の用に供せられないみなとは避難港と呼ばれ、全国に35港あります。
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