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尼ロック(尼崎閘門)





 閘門とは水位の異なる水面で前後の2つの水門を交互に開閉することにより 潮位の高い海水が運河内に流れることを防ぎながら、 船が航行できるようにした水門のことです。
 尼崎閘門では、レオナルド・ダ・ヴィンチが考案したといわれる両開き式の閘門です。


▲ジェーン台風

▲第二室戸台風

▲ゼロメートル地帯  ※T.P.(TOKYO Peil)日本の標高の基準面(東京湾平均海面)


 尼崎は古くから交通の要所として、江戸時代は城下町として栄え、 近年は工業都市として発展してきました。
これらの工場が、地下水をどんどん汲み上げたため、地盤が2〜3mも沈下し市内の約40%が、 海水面よりも低い「ゼロメートル地帯」となりました。


▲地形の移り変わり




■閘門のしくみ

▲セクターゲート
扇形をしたこの扉を少し開けると、中央からの水流と円弧沿いの水流が、 閘室の中央で消し合い、船にやさしい構造となっています。
■尼崎閘門の規模
前扉の高さT.P+5.7メートル
閘門の幅17メートル
閘室の長さ90メートル
閘室の深さT.Pー6.8メートル
ゲートの重さ260トン(前扉)
船の大きさ500総トン
通常の水位差1.0メートル
●後扉天端高T.P+2.3m

▲尼崎閘門


〜21世紀にふさわしい最先端のIT技術をいかして〜

▲完成予想平面図

 尼崎地区の海岸保全施設(閘門、水門,鉄扉、排水機場)の監視、 運転操作、詳細な気象状況の
把握などIT(情報通信)技術をいかして 機能の高度化をはかるとともに、災害に備え緊急に必要な
資材などを備蓄し、安全で快適なくらしに役立てます。