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このページでは、掲載されております技術的な用語について解説を行っています。

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F

FEM解析(かいせき)

系全体を区分領域の集合としてとらえ、個々の区分領域で定義される試験関数を導入し、要素を代表する有限個の節点における節点パラメターを未定係数とする連立一次方程式に帰着する解法。

N

NETIS(ネティス)

新技術情報提供システム(NETIS : New Technology Information System )の略。「公共工事等における技術活用システム」の中で、新技術に係る情報の共有化を図り、有用な新技術を公共工事で円滑に活用するためのデータベースシステムの事。

R

RC

鉄筋コンクリートの略(Reinforced Concrete)。圧縮力に強いコンクリートに、引張力に強い鉄筋を補強として埋め込んで一体としたもの。耐久性・耐火性・耐震性のある部材。

RC構造形式(こうぞうけいしき)

鉄筋コンクリート(RC)を用いた構造形式。

S

SCP(サンドコンパクションパイル)工法(こうほう)

軟弱地盤に、振動又は衝撃荷重を用いて砂を圧入し、径の大きな砂柱を造成することで地盤の安定を図る工法。

SRC

鉄筋鉄骨コンクリートの略(Steel-frame Reinforced Concrete)。鉄骨の周囲を鉄筋コンクリートで囲んだもの。これによる構造は、鉄筋コンクリート構造より粘りがあり、主として高層建築に利用される。

浅場(あさば)

浅場は、陸域から栄養塩が供給され、太陽光が海底まで十分に届くため、海草・藻類や魚類など様々な生物の生育に適した空間。一般に水深が5m以内の浅い海のことをいい、そこには多種多様な生物が生息し、こうした多くの生物の営みを介して、海水を浄化する能力を有している。

圧密沈下(あつみつちんか)

粘性土で構成される土や地盤に下向きの力が加わるが、すぐに水は抜けず、時間をかけて土地盤の体積が減少し、沈下する現象。

アメニティー

快適性。数量的に捉えにくい歴史的環境や自然景観などにも配慮した総合的な心地の良さ。

オーバーホール

機械やエンジンなどを分解して、整備して組み立てること。通常この整備では、溜まったカスを取り除くなどの掃除や、部品の状態・寸法などを点検し、不具合の修理を行う。

汚濁負荷(おだくふか)

汚濁物質が水系に流入することにより、水域環境や水産業、農業、レクリエーション等に対して及ぼす悪影響。汚濁負荷源には点源と面源(流入負荷参照)がある。

汚泥の浚渫(おでいのしゅんせつ)

水底の在来地盤上に沈殿した堆積物を特殊作業船等を用いて除去すること。水域環境に対し負荷となる栄養塩類を含んでいる場合には、除去することにより環境改善が図られる。

海岸防護施設(かいがんぼうごしせつ)

災害から海岸背後の人命・財産を守るために設けられた堤防・護岸などのこと。

海上浮遊打設技術(かいじょうふゆうだせつぎじゅつ)

浮かんでいる沈埋函等にコンクリートを打設する技術のこと。

滑動抵抗力(かつどうていこうりょく)

物体がその支持面上を水平に移動する現象を「滑動」と呼び、「滑動抵抗力」とは擁壁底面と基礎地盤との摩擦力と粘着力のことである。

可撓性継手(かとうせいつぎて)

沈下・地震などによる回転・あるいは変位を許す継ぎ手方式のこと。

函底コンクリート(かんていこんくりーと)

沈埋函沈設後、函底と地盤の間に流し込むコンクリートのこと。

函底モルタル(かんていもるたる)

沈埋函沈設後、函底と地盤の間に流し込むモルタルのこと。

起重機船(きじゅうきせん)

起重機(=クレーン)による作業を主目的とした船。

喫水線(きっすいせん)

船舶が浮かんでいる時の水面の線。船に荷物を満載した時の喫水線でペンキが塗り分けてあり、これを指すこともある。水面から船体最下部までを喫水と呼び、航路や岸壁の深さは、通行する船舶の深さを確保してある。

躯体構造(くたいこうぞう)

躯体(=からだ、強度にかかわる部分)であり、強度にかかわる部分の構造。

ケーソン式直立堤(けーそんしきちょくりつてい)

堤体にケーソンを用いた直立堤。一般的に波力に対して強く、本体(ケーソン)製作をドライワーク(気中)で行うことができるため施工が確実である。

ケーソンヤード

陸上でケーソンを製作するのに必要な設備を備えた専用施設のこと。

原位置試験(げんいちしけん)

ボーリング調査において実際の地盤を対象にした現地で行われる試験・測定の総称。原位置試験は大きく分けてボーリング孔を用いる試験とボーリング孔を用いない試験の2種類に分けられる。

鋼コンクリート合成構造(こうこんくりーとごうせいこうぞう)

鋼板とコンクリートが複合した部材が、一体となって外力に耐えると考える構造。

洪積粘土層(こうせきねんどそう)

第四紀の前半の地質時代で、約200万年前から最終氷期の極大期(約1万8千年)までの期間に堆積した粘土のこと。N値は5〜30位。

鋼板セル(こうはんせる)

鋼板を溶接して製作した円筒状の枠。

合流式下水道(ごうりゅうしきげすいどう)

汚水と雨水を1つの管路で一緒に下水処理場まで送る方式を合流式下水道と呼ぶ。雨水が洗い流した道路上の汚濁物質も下水処理場で処理できる上、管路が1つで済むため整備コストが安く効率的などの利点がある。

ゴムガスケット

ガスケットとはもともと、パイプの継ぎ目などに入れる薄板状のパッキングの事を言う。この場合、沈埋函と沈埋函の継ぎ目などに入れるパッキングの事を意味する。

混成堤(こんせいてい)

捨石等で築いたマウンド部(断面が台形の基礎部)の上に直立壁を設けたもの。

砕石スクリード(さいせきすくりーど)

スクリードとは、《コンクリートを敷きならす装置》という意味であり、舗装ではアスファルトフィニッシャでもコンクリートフィニッシャでもスクリードがあります。敷きならす以外に振動をかけて締め固める機能をもつものもあります。

シールドトンネル

トンネル掘削工法のひとつであるシールド工法を用いたトンネル。シールド工法は、軟弱地盤で用いられ、鋼製の円筒の中に作業員が入り、切り羽の掘進とともにジャッキで押し進め、後部を直ちに覆工(コンクリートで覆う)する。

室内土質試験(しつないどしつしけん)

ボーリング調査によりサンプリングされた試料を対象として土の工学的性質を室内に設置してある試験器を用いて調べる試験の総称。

重複波的波浪(じゅうふくはてきはろう)

波高もしくは周期が等しく、進行方向が正反対の波が重なり合って形成される波。

消波・被覆ブロック(しょうは・ひふくぶろっく)

海岸や河川などの護岸や海浜に与える波のエネルギーを減殺し、波高を低減させることを目的に設置する構造物。テトラポッド(商標)と呼ばれることが多い。

消波工(しょうはこう)

波の打ち上げ高や越波量を減らすとともに波圧を軽減する目的で施工されるもの。

消波ブロック被覆堤(しょうはぶろっくひふくてい)

直立堤あるいは混成堤の前面に消波ブロックを設置したもので、消波ブロックで波のエネルギーを散逸させるとともに直立部で波の透過をおさえている。

親水性(しんすいせい)

水辺が人々に親しみを感じられるようになっていること。具体的には、海浜等で人々が散策、休養、水遊び、釣り、ボート、自然観察などをする際に水や水辺とふれあうことのできること。

水理模型実験(すいりもけいじっけん)

実物における水理現象を推測するために縮小または拡大した模型を用いて行う実験。水理模型実験は、港湾構造物の計画・設計をおこなう際に、数値シミュレーションでは解明できない複雑な部分を再現し、新形式構造物等の作用波力・安定性等を解析・検証できる。

砂杭(すなぐい)

緩い砂地盤や軟弱地盤において、地盤を締固めることを目的とした砂の柱。

静穏度実験(せいおんどじっけん)

港内の波の静かさを示す度合。それを、水理模型実験により解析・検証すること。静穏度は通常、港内波高をもって表されるが、近年港内に係留されている船舶の動揺度で論じられるようになってきており、その場合は港内波の周期、船の固有周期も影響する。

セルラーブロック

底版のない側壁だけのケーソンのようなコンクリートブロック。

高潮防護ライン(たかしおぼうごらいん)

高潮対策の防潮堤やゲート等が施された場所を繋いだ線。高潮時には、どこか1箇所でも繋がっていないと浸水被害が発生するため、通常は開いているゲートも高潮警報時には漏れなく締め切ることが大切である。

単胴タイプ(たんどうたいぷ)

通常の一つの船体で構成される船。これに対し、船2隻を横並びに連ねた形の船を双胴船(カタマラン)という。

坦務海域(たんむかいいき)

事業を担当している業務範囲の海域。近畿地方整備局では、海面の浮遊ゴミと浮遊油の回収の担務区域を定めて事業を行っている。

沖積粘土層(ちゅうせきねんどそう)

最後の氷河期が最盛期を終えた約1万8千年前から現在までの期間(沖積世)に堆積した粘土のこと。日本では軟弱な場合が多い。

直立護岸(ちょくりつごがん)

河川の堤防や高水敷が流水、雨水、波等により浸食されないよう、堤防表面や河岸にコンクリートブロックや自然石を張ったり、蛇かごを設置したもの。

沈埋函(ちんまいかん)

トンネルなどを作るときに、海底に沈める鉄板とコンクリートで造った大きな箱。

沈埋トンネル工法(ちんまいとんねるこうほう)

プレキャスト製品のコンクリートの筒を海に複数沈め、それを繋ぎ合わせた工法。

天端高(てんばだか)

土、コンクリート等による各種構造物の上面または最上部にあたる箇所を「天端」と呼び、その高さが「天端高」である。

土被り(どかぶり)

トンネルなどの地中構造物の上端から上にある地盤、または上端から地表までの距離のこと。

床掘置換工法(とこぼりちかんこうほう)

軟弱層あるいは凍結等の問題のある地盤を必要な深さまで掘削し、良質な材料に置き換えることによって良好な地盤を得る工法。

都市環境インフラ(としかんきょういんふら)

都市における人間をとりまく社会基盤。

塗膜(とまく)

塗装でできた膜。水分の侵入を防いで錆ないようにしたり、見栄えが良くなるように化粧の役割などを果たす。

ドライドック

船舶建造・修理の際に、海水が排水され、乾いた状態で施工できる船舶修理場。

ドレーン効果(どれーんこうか)

透水性の悪い飽和した粘性土地盤中に排水路(ドレーン)を設置し、排水距離を短くして圧密時間を短縮すること。

トレンチ浚渫(とれんちしゅんせつ)

普通の全断面を掘削する方法が難しい場合につかわれる部分的な掘削の方法の一種である。

ナウファス

全国港湾海洋波浪情報網(NOWPHAS : Nationwide Ocean Wave information network for Ports and HArbourS )の略。日本全国の沿岸域で観測していいる波浪観測情報網。

軟弱地盤(なんじゃくじばん)

建造物の基礎として十分な地耐力をもたない地盤。

荷役機械(にやくきかい)(ガントリクレーン)

船からコンテナ等の荷物を陸に揚げる機械。(ガントリークレーン=コンテナ船用の大型クレーン)。

根入れ式鋼板セル(ねいれしきこうはんせる)

鋼板の溶接によりあらかじめ一体化された円筒体を海底地盤中に直接打ち込んだ後、鋼板セル内に砂質土や石材等を中詰めするすることで築造したもの。

背後圏(はいごけん)(陸域面積(りくいきめんせき))

港湾で取扱う貨物または港湾を利用する人々の大部分の発着地となっているような港湾周辺の地域である。その範囲は、輸送経費・時間、過去からの商習慣、特別な商取引機能の有無などのよって決まる。

パイラー

コンクリートの杭を上部工に圧入したもの。

パブリックアクセス

人々が海辺へたどりつくための道路等の手段と、たどりついてからそこで憩い、遊ぶことができるような海辺環境を包括した概念。具体的には、水際線へのアクセス、水際線に沿ったアクセス、景観(視覚)上のアクセス。

干潟(ひがた)

潮の満ち引きで、海水に覆われたり干上がったりする広い平坦地。三角州の前面に発達しやすく干潮時には数?も沖まで干潟として露出することがある。栄養をたっぷり含んだ泥や砂からなり、豊富な生物の生息地である。

引船(ひきぶね)

船やケーソン等を引っ張る船(=タグボート)。

漂砂実験(ひょうさじっけん)

海岸において底質が輸送される現象をいう。場合によっては、輸送されている土砂そのものをさす事がある。漂砂の起こる原因となる外力には、波と流れがあるが、通常の海岸では波が支配的要因となることが多い。

貧酸素化(ひんさんそか)

魚介類の生息環境として不適当なほど水中の溶存酸素が欠乏している状態のこと。海水に溶け込める酸素の量は水温や塩分によって変化しますが、一般的には、そのときの水温・塩分で溶け込める最大量(飽和酸素量)の40%程度以下に減少すると、底生生物に影響があると言われている。

貧酸素水塊(ひんさんそすいかい)

貧酸素水塊とは、魚などの生息に必要な、酸素の溶けている量が少ない水。いったん貧酸素水塊が発生すると、生物は酸素欠乏状態になり、ひどい場合は窒息死する。

不規則波造波(ふきそくはぞうは)

波高、周期、波向きの全部、あるいは一部が等しくない波列を言い、具体的には、海の波は、1波ごとに波の高さや周期が不規則に変化しています。水理模型実験を行う際に、この様な波形を実際に造り出す事ができる機能を言う。

覆砂(ふくさ)

海域の富栄養化に内部負荷として大きく影響している底泥からの栄養塩類の溶出を低減させる手法の一つ。底泥上をきれいな砂で被覆し、底泥と海水との接触を遮断するとともに底生生物の生息環境の改善に資する方法。

プレキャスト部材(ぷれきゃすとぶざい)

現場施工を極力少なくするために、事前に工場等で作成された部材。品質が良くコスト面に優れる場合が多い。

閉鎖性水域(へいさせいすいいき)(海域(かいいき))

湖沼や内海、内湾のように、外部と水の交換が行われにくい水域のこと。汚濁物質が蓄積しやすいため水質の保全、改善が難しく、富栄養化して赤潮や異臭などが発生しやすい。

曲げモーメント(まげもーめんと)

力×距離で求められ、曲げの強さをあらわす回転力。

メカトロ化(めかとろか)

メカトロとはメカトロニクスの略称で、機械(メカニック)と電気、電子(エレクトロニクス)の技術をかけ合わせたもの。

面源系負荷(めんげんけいふか)

山林、市街地、農地のように、面的に存在する汚濁源。非特定汚染源とも呼ばれる。降雨によって汚濁物質が流出することにより汚濁源となる。

流入負荷(りゅうにゅうふか)

発生源から河川、湖沼、海域など水域に流入する窒素、リン、有機物等の汚濁物質のこと。流入負荷は生活排水や工場排水からの点源負荷、及び森林、市街地からの流出、降雨などによる面源負荷に分けられる。